九千部山頂→三領堺峠(bU→12)


 九千部山頂から三領堺峠に掛けては、九千部側を北・三領堺峠側を南、肥前を東・筑前を西として表記します。


bU
文 字
  是 西 北 筑 前 領 

 
2020/03/01画像2枚追加

 
場 所

正確な地点は山中のためわかりませんが、対する肥前国はこの辺で、基肄郡河内村域から養父郡牛原村(鳥栖市牛
原町/対州領)域になります。筑前側は引き続き那珂郡五ヶ山村(那珂川市五ヶ山)。

九千部〜三領堺峠の九州自然歩道からはかなりはずれています。「グリーンピアなかがわ1.2km」の標識から、



一旦「うるしが谷自然歩道」へ徒歩1分ほど入ります。入ってすぐに登り下って(標高差5mほどですが)平たんな道が1
5〜20mほど続き、その先はしっかりとした登りになります。その登り坂の手前から南に上がった小山の上。

備 考
サイズ゙
高さ 135×横 50(cm)

bV
文 字
 ○ 是 西 北 筑 前 領

 
2020/03/01画像追加

 
以前の画像
 
場 所

九千部から三領堺峠に向かって、「bQ14」の標識を見ながら歩いてくると、谷底に「九州自然歩道」の標識と「九千部
山の植物」についての案内板があります。



その手前の斜面を上がって行き、歩道東側の小山の頂上にあります。



感覚でですが200〜250mほど上がります。ところどころに赤いテープがありますが、歩道から離れた森の中なので気
をつけて。

備 考

唯一自然歩道の東側にある国境石です。(当然自然歩道の方が後に出来たのですが、道は必然ですから、未舗装の
山道はそれほど道筋を変えていないでしょう。)

誰が赤いテープでマーキングしたのだろうと考えていて、まったく記憶はありませんが、9年前の自分たちかもしれない
なと。

サイズ゙
高さ 110×横 70(cm)

bW
文 字
  是 西 北 筑 前 領 

 
2020/03/01画像2枚追加

 

場 所

bVの国境石の目印、「九千部山の植物」案内板の南は両側が谷になっていますが、20mも歩くと西側に小山がありま
す(東は谷のまま)。その小山の上にありますが、北の斜面は急ですので、自然歩道を少し南に下って、南側の斜面か
ら登ると楽です。
備 考


サイズ゙

ホコ石
文 字
 な し 

 

場 所

bQ13標識の近く。

備 考

文字は書いてありませんが、このように石を並べて置いてあるのは国境線の印ではないかとされています。

筑前国續風土記 国境之小名には「ホコ石」と「ホコ石立粒」の連続した2つの表記。
サイズ゙

bX
文 字
  是 西 北 筑 前 領



 
2020/03/01画像追加

 
以前の画像
場 所

ホコ石から歩いてくると「九州自然歩道」の標識があり、その先を数分歩くと、



左側に割れ石があり、その斜面を西に100m弱ほど入った、丘の若干西斜面にありますが、自然歩道をこの先にぐる
っと回って(自然歩道はこの丘を巻く)、峠(と言っても割れ石のところから高低差数m)の上から尾根伝いにまっすぐ西
に入った方が楽です。

備 考

画像のように傾いてきており倒れるのも時間の問題のようです。

と書いていましたが、9年ぶりに訪れたら倒れてしまっていました。かろうじて木に引っ掛かっていますが、木が耐えきれ
なくなると谷底へ落ちて行くでしょう。

サイズ゙
高さ 130×横 53(cm)

bP0
文 字
  是 西 北 筑 前 領 


2020/03/01画像追加

 
以前の画像

場 所

bP0とbP1は、この「山」とのみ彫られた石を挟んで隣接(数百m)しており、先にbP1を見つけて戻った方がわかり
やすいかもしれません。



備 考
サイズ゙
高さ 150×横 50(cm)

bP1
文 字
  是 西 北 筑 前 領

 
2020/03/01画像追加               裏面            

 以前の画像

場 所

bQ11の標識から見えています。



備 考

大きな自然根付け石なので向きの関係でしょうが、広い面ではなく横面に文字がある。

サイズ゙
高さ 160×横 60(cm)

bP2
文 字
  是 西 北 筑 前 領

 
2020/03/01画像追加 

 
以前の画像

場 所

三領堺峠の西側小山上。どこから上がってもいいのですが、この九千部・七曲峠を90°に指す標識の裏を、45°に
上がっていくとわかりやすい。


備 考

筑前国續風土記の国境之小名には、「三領境谷」と「三領境峠」の連続した地名。「三領境峠」に該当すると思われる。

サイズ゙
高さ 108×横 35(cm)

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