中津領境石

大入配崎  多久川端  深江

二丈町 大入灰崎
文 字
   是 東 中 津 領
 2015/05/09追加

 
場 所
糸島郡二丈町<現在は糸島市>大入灰崎にありますが、民有地に建っていますし、後ろにしめ縄が見えるように神聖な
土地のようですので詳しい場所は記しません。(ほとんど場所を言っているようなものですが)
備 考
手元にある天保五年時の地図(かなり大まかな図ですが)によりますと、この辺りより東が中津領・西が対馬領だったよ
うです。

正確に元々ここにあった物なのかは不明ですが。

2005/09/19追記
二丈町<現在は糸島市>の龍国禅寺のご住職からいただいた「開祖八百年記念 寺蹟年表」という冊子が私の手元に
ありますが、この中の1768年(明和5年)に「大入御境分木石になる」とあります。この石がそれだとすると年代確定でき
ます。

2015/05/09追記・画像追加
ホームページ「近世以前の土木・産業遺産」用に、現在過去に撮影した境石の写真を撮り直す作業をしています。新た
に撮った画像を追加しようと久しぶりにこのページを開いてみたところ、「中津領」とするべきところが「西中津領」とな
っていました。

10年以上にも渡って間違った記載をしていたことになります。お詫びして訂正します。
サイズ゙
高さ 155×横 30×奥行 30 (cm)



多久川端御境石
文 字
   是 西 中 津 領
 2015/05/09追加

 
 
場 所
志摩郡萩原村の多久川沿いにあったといわれてます。現在は、民家で保管されています。民家ですので詳しい場所は
記しません。
備 考
上の大入灰崎の境石と比べてみると石の材質は違うみたいですが、大きさ・文字がそっくりです。

大入の石には基礎がありませんがこの石には基礎があります。オリジナルの基礎かどうかは不明ですが。

追記します(2003/10/25)
大入の石と文字がそっくりだと書いておりますが、大入は「」ですが、多久川端は「従」です。少し右上がりの文字はそ
っくりですが、「中」の字などを見ると違う書のような気もします。

2015/05/09画像追加

この石と対となる福岡領境石
サイズ゙
高さ 200程×横 30×奥行 30 (cm)



二丈町 深江
文 字
 津 領


 
場 所
二丈町深江<現在は糸島市>の新町公民館です。
備 考
元々どこに建っていたのかは分かりませんが、深江の東の対馬領(大入以西
の対馬領とは別の飛び地・時代によっては福岡領)との境だったのでは?
サイズ
高さ 78×横 28×奥行き 30(cm)

怡土郡内の他領について

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