ここは「黒田新続家譜」にある山田(筑前福岡領)・猪膝(豊前小倉領)の国境論争跡になります。田川市(豊前小倉)側から眺めると、烏尾峠から金国山(422m)→白馬山(261m)→大法山(232m)→秋月街道大谷口→擂鉢山(帝王山/214m)と国境に誂えたかのような低山が続きます。
ここも国境論争があったために国境石(筑前石のみ)が置かれました。現在1基は嘉麻市(旧山田市)の歴史資料室に移設・展示されていますが、他にも数基山中に残っているらしいということは前から聞いていました。今年の夏ごろからぼちぼち地元で聞いて回りましたが、いまいちはっきりとした場所がわかりません。
今年(2007年)の冬はここに重点的に入ろうと思っていますが、国境論争があったからなのか、国境(現在の市境)が微妙に稜線からずれており苦戦しています。
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