筑後国境

文 字
 肥前嶋境石 
 
 
場 所
現在は久留米市安武町武島の民家にあります。近くの筑後川河川敷に流れ着いた?ものだそうで、2基あったそうですが、1基は行方不明だそうです。
備 考
筑後のところでも書いていますが、筑後川はほぼ2年に一度ほど氾濫を起こし流れを変え、川を超え筑後・肥前双方が飛び地を作ってしまいました。現在も安武町武島のすぐ上では川の西岸に福岡県が張り出していますし(久留米市長門石町)、すぐ下では佐賀県が東岸に張り出しています(三養基郡三根町<2005/03/01よりみやき町>天建寺)。

流れ着いたということなら武島より上流部にあったのでしょうが、「肥前嶋」ですので肥前が筑後に島状に張り出している天建寺との境にあったと考える方が自然な気もしますし、川の中に中州があったのかもしれません。

表面は柱状に加工されていますが、横・裏は自然石のままというこれだけの大きさの加工石としてはちょっと変わった形です。
サイズ゙
高さ 167×横 30(柱状加工部分)×奥行 自然石(cm)


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