

表 裏
乙隈(筑後側)の国境石の基礎部分です。こちらにも基礎石があります。こちらの基礎石は
国境石本体と同じ花崗岩のようです。また、国境石本体(棹石)の基礎部分は荒削りのままで
す。
筑後側の石は北側(筑前の石側)に37o傾いているそうです。これが建設当時からの傾き
なのか、戦時中戦車がぶつかった事による傾きなのか、今となってはわかりようもありませ
ん。
楔(くさび)は、東面に2本・北面に2本・南面に1本確認できました。
(南面にも2本のくさびがありました。西面のくさびも2本確認できました。)
(この筑後側の石には戦車がぶつかったという逸話がありますが、その詳しい話が何に書い
てあったのか《何かの資料で読んだのですが》今思い出すことができません。しかし、戦車が
当たって国境石自体が傾いたということは、キャタピラが基礎にぶつかったのでなく、砲の部
分が国境石を直撃したんでしょうね。のらくろにでも出てきそうな話です。)
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