肥前境

 他の画像を探していたら、たまたま見つかりましたので参考のために貼りましたが、今のところは積極的に国境の小名を探そうとは考えていません。

那珂郡

さくらくう
 
 さくらくうは桜宮です。元々は社があったと聞いていますが、私が見た時にはご神体であろう石が土の上に座っているというか、むき出しの状態でした。この地域は県営五箇山ダムのダム域になっています。ダムができる前は、右の画像の大杉(一本杉)を目印に探していました。一本杉は切られる予定で、桜宮はどちらかに移座するという話までは聞いていたのですが、どちらに行かれたのかは把握していません。

 決して霊的なものは信じないのですが、木々に囲まれ昼なお暗いからでしょう、何度撮ってもピンボケしてしまい、私の手元にはこのような画像しか残っていません。

福岡県立図書館デジタルライブラリ 筑前国那珂郡郡絵図 (製作者 制作年とも不明)
一番南(下)の「五箇山村の内 大野村」の西側に掲載あり。

画像のプロパティによる撮影日は2005/08    2023/04/01 

まい淵
 那珂川町(当時)郷土史研究会の方々と歩いており、まい淵・井手は同郷土史研究会による比定です。まい淵は、水が舞う「舞淵」と解釈されています。

このあたりは大野川を筑前・肥前の国境としており、両県にまたがる福岡県営五箇山ダムが出来てからは、私も地焼下谷川(国境石bR8・39)までしか下っておらず、実際どこまでがダム域に沈んでいるのかは確認していません。

福岡県立図書館デジタルライブラリ 筑前国那珂郡郡絵図 (製作者 制作年とも不明)
一番南(下)の「五箇山村の内 大野村」の西側に掲載あり(同絵図ではマイ渕とされる)。
画像のプロパティによる撮影日は2005/08    2023/04/01 

井手
 確かこの時は、もうそろそろ五箇山ダムに沈むということで、その前に那珂川町(当時)郷土史研究会の方々と歩いたはずですが、これより先(北)の画像は残っていませんでした。

福岡県立図書館デジタルライブラリ 筑前国那珂郡郡絵図 (製作者 制作年とも不明)
一番南(下)の「五箇山村の内 大野村」の西側に掲載あり。
画像のプロパティによる撮影日は2005/08    2023/04/01 

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