「くにざかいの碑」と出会う



 「くにざかいの碑」という本があります。S58年に古賀敏朗さんが峠の会から出版された本で
す。

 国境石に興味を持つ私が当然最初に目を通すべき本なのですが、なぜか私はこの本に縁
がなく今まで出会えませんでした。多分、福岡県立図書館まで足を伸ばせばあったのでしょう
が、私がいつも利用する図書館には置いていないもので・・・ 

 境石に興味を持ってもう何年になるのでしょう。ホームページを作り出してからでも1年以上
経ちましたが、そろそろ福岡県内の国境石のネタに行き詰まっていた私は、先日佐賀県立図
書館を訪問しこの本にやっと出会えました。

 「くにざかいの碑」を読んだ最初の感想は、「始めにこの本を読まなくて良かった」でした。
もし、最初にこの本に出会っていたら、国境石を探すという楽しみがなくなり、国境石に対する
興味を急速に失っていたかも知れません。(決してクレームをつけているわけではありません
し、じゃあホームページで場所を公開しているお前はどないやねんってことになるんですけ
ど・・・)


 もちろん、昭和58年にまとめられた本ですので、私のホームページに載っている境石の中に
も同書に載っていない境石はたくさんありますが、私が今まで知らなかった福岡県内の境石も
いくつか載っていましたし、同書を参考に肥前国内も少し歩いてみようと思っています。

 まだまだ、あと何年かは遊べそうです。


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