平成17年12月10日、地元前原市<現在は糸島市>嵯峨里(江戸時代は中津領)のSさんにご同行いただき、糸島郷土史研究会の方・
前原市<現在は糸島市>の郷土史愛好家の方・私の4名で飯原と雷山・高野の境を歩きました。ルートは嵯峨里〜不動の滝〜筒城神社
(雷山神籠石北水門)〜藤坂橋方向に旧領境を歩き、最後はSさんが若い頃「あんぞう越え」と呼んでいたほとんんど廃道となっている
ような杣道を通り嵯峨里に戻りました。
Sさんに正確な境を教えていただき、この日も1基発見することができました。
Sさんは御年74歳になられるそうですが、さすがに山育ちだけあって私より脚が達者かもしれません。何よりナタ使いが上手く私など
では歯が立ちそうに無いような倒木を無造作に一刀両断にしてしまう姿には憧れます。
半日Sさんに案内してもらい、岩ひとつひとつにも峠ひとつにも言い伝え・歴史が残っていることを教えてもらい、楽しく遊ぶことが出来
ましたが、今この伝承・民話を残していかないときっと消えてなくなってしまうのでしょうね。
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