備 考
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私が後何年・何十年生きるかわかりませんが、私の人生が終わりを告げると
き、きっと「先代の文字をこの目で見たかった・・・」と言いながら死んでいくでしょ
う。
冗談はさておき、飾り基礎石の一部に先代の石を流用したということは、元々こ
の現存する2代目の国境石は飾り基礎石がなかったのかも知れません。国境
石を建立した後(1ヶ月後か10年後かはわかりませんが)に飾り基礎石を作った
のではないのでしょうか。
(初めから飾り基礎石を作ることが決まっていたのなら、着工するときに飾り基
礎石の分の石材も用意したでしょうから)
追記(2004/4/3)
ある方から馬市の「先代の石」文字面の写真をいただきました。(今回の発掘・
修復作業中に撮られた写真です)
私が↑であんまり悔やむものですから可哀想に思われたのでしょう。私の著作
物ではありませんので、ここで公開するわけにはいかないのが残念です。
文字を確認いたしました。上記で間違いありません。サイズもほぼオリジナルの
ようです。また、現在も残る国境石の基礎の下に先代の基礎がそのまま残って
います。(その写真も頂きました)
これで安心して死ねます。 |