国絵図に見る国境石と国境の小名


 国境石をまとめるにあたり、国立公文書館デジタルアーカイブ(以下、天保・元禄の国絵図は同)から天保の各国国絵図を参考にしますが、国境杭や
その他国境の印が書き込まれていることがあります。また私的にその国境線や両国間をつなぐ峠が興味深く、つい見入ってしまいます。しかし、その
時々は興味深く見ても、時が経てば忘れてしまうことも多く、私の覚え書き程度にまとめました。

 両国絵図はもちろん、同一絵図内に於いても文字の読みやすさ・読みにくさがあり、天保の両国国絵図を主に、元禄の国絵図が残っている(公開され
ている)国に関しては補助資料としています。それでも読めないものや確認資料として、西尾市岩瀬文庫 古典籍書誌データベース岡山大学池田家文
庫 絵図公開データベースシステムより対象絵図を検討しています(検討した絵図は、当該箇所にリンクを貼っています)。

 最終的に読めない文字があり、〇でお茶を濁している箇所がたくさんあります。読める方がいらっしゃれば、教えていただければ助かります。

 また、いちおう該当するであろう現在の道を記していますが、大幅に道筋が変わり、旧道はすでに廃されている場合もあるかと思います。それらは現代
地図から追うことは出来ません。後継道路くいらいの位置づけで読んでください。

 筑前黒田家の場合になりますが、天保の国絵図作製スケジュールはこちらにまとめています


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国絵図に見る国境石 九州
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丹波国絵図に見る国境石と国境の小名
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