久留米 有馬藩と天領 日田の境です。熊渡山の山頂を頂点にV字型に筑後国の国境石が敷設されています。宝暦8年(1758年)に国境論争があっていますので、その後に建てられたと思われますが記録は残っていません。
ここの国境石の最大の特徴は石自体にナンバリングされていることです。現在50数本の石が確認されていますが、ナンバーが飛んでいます。また、平成10年の調査時に5本・平成12年に4本程発見されており、総数ははっきりわかっていません。私が星野村(2010年2月1日より八女市)教育委員会にお邪魔したときも「スタートははっきりしているけど(№1)、終わりがどこなのかはっきりしていない。(№76が現在確認されている最大数字)」と仰っていました。うち41本がH9年に福岡県の文化財に指定されています。
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